
前々回の記事から、息子の登園渋りについて書いています。
今回も、その続きのお話です。
本当の理由に向き合う中で生じる、母として感じた葛藤やもやもや。
息子の成長につながる道はどこなのか?
失敗しながら探す姿を、ありのまま書いていきたいと思います。
※登園渋りの最初の記事はこちらから
登園しぶりの原因は、先生との関係?|繊細っ子の心が揺れた「行きたくない」日
園からの連絡と戸惑い
前回の記事から数日後のことでした。
主任教諭から、「お話する時間をください」と声をかけられました。
正直、少し戸惑いました。
息子は、あれから詳しいことは一切話さない。
どんな話をするのか、少し緊張しました。

でも、その日、園長や主任教諭からすぐに謝罪がありました。
そして、すでにカンガルー先生には伝わっており、謝罪を直接したいと。
あ、もう伝えたんだ…そう思ってしまいました。
私は「まずは様子を見てください」とお願いしたつもりでした。
カンガルー先生の様子がおかしいことは感じていました。
しかし、カンガルー先生に話す前に一言、事前に連絡があるものだと思っていたのです。
園からの報告で分かったこと
園長や主任教諭からは、次のように伝えられました。
子どもにとってよかれとしたことも、
子どもにはそうじゃないこともある
2人だけの時間があったのは、探し物をしたときだけ
普段の関りが問題だったのかは、想像しかできない部分
何かがないとここまで登園しぶりにはならない
きちんと言えたことが、本当に偉い
子どもとの接し方をきちんと見直す必要がある
カンガルー先生とも話して、これからの課題にしていく
カンガルー先生も謝りたい、と伝えている
母の本当の願い
親の話を聞き、改善に向けた話をして謝ってくださった。
クレーム対応としてはとても良い形です。
でも、私が望んでいたのは違いました。
面倒に思われるかもしれない。
でも、大人同士の解決ではなく、息子に向き合って欲しかったのです。
親から伝えられるだけでは、「理解された」という感覚は限定的になる。
感情の消化には不十分な気がしました。
お話の後、心配そうにかけよってきた息子に伝えました。
「園長先生たちから、こんなお話があったよ」
「カンガルー先生謝りたいんだって」

息子は、少し考えたような表情で、ただうなずきました。
膝にきた息子の小さな勇気
その日の夜、園からの話をパパに報告していました。
すると、息子が遊びの輪から抜け、パパの膝に。
しばらく静かに聞いていた息子でしたが、
「上履きを探すとき、押されたのが怖かった」
と打ち明け、顔を隠したのです。
「この言葉を言ったらどうなるんだろう」
そんな怖さもあったのかもしれません。

自分の気持ちを話せたことは、息子にとって大きな1歩でした。
久しぶりの再会とモヤモヤ
その後、久しぶりにカンガルー先生にお会いしました。
「こうだったかな?ああだったかな?」と、たくさん考えたそうです。
そして、丁寧に謝罪してくださいました。
しかし、肝心な息子はさーっと逃げてしまい、離れた場所に。
こっそり聞いていたようですが…

カンガルー先生が笑顔で、「ね!大丈夫ね」と声をかけた瞬間、
息子は少し引きつった笑顔を見せました。
その瞬間、私はハッとしました。
あっ、失敗した。
私が謝罪を受けたせいで、息子は自分の気持ちのまま謝罪を受けられなかった。
ここでも、また大人同士の話になってしまったと…
その日の夕方、息子は「ママに謝ったならいいよ」と笑っていました。
でも、母としての私には、少しもやもやが残りました。
このままでは、いけないと…
ありがとうございました!