![]()
私はこれまでに、いろんなハンドメイドに挑戦してきました。
育児やパートの合間に時間を見つけて作るのは、とても楽しいひととき。
でも、「販売しよう」とした瞬間、なぜか胸がぎゅっと苦しくなる。
HSP気質の私は "完璧じゃないとダメだ" と感じてしまい、楽しさよりも不安やプレッシャーが大きくなってしまったのです。
この記事では、そんな私が 挫折をくり返した理由 と、そこから気づいた"本当の気持ち=自分軸" についてお話しします。
挑戦したハンドメイド
私はこれまでに、販売に挑戦しようとしたジャンルが以下のものでした。
樹脂粘土で作ったミニチュアパン
長女がシルバニアで遊んでいた頃に出会ったのは、ミニチュアフードの世界。
「ママ作って!」の一言から、樹脂粘土で小さなパンを作りました。

小さなパンを作って並べると、まるで本物のパン屋さんみたいでワクワク。
アクセサリーやマグネットに仕立てるなど、夢中になっていました。
オーガンジー刺繍の耳飾り
長女がおしゃれに目覚めた頃に出会ったのは、カラフルな刺繍の世界。
「ママ作って!」の一言から、イヤリングを作ることにしました。

透け感のあるオーガンジー生地に、小さなお花の刺繍。
1針1針に集中するため雑念が吹き飛び、仕上がった時には達成感で満たされました。
小さなドール服作り
長女がドール遊びにハマっていた頃に出会ったのは、ドール服の世界。
「ママ作って!」の一言から、ドール服を作ることにしました。

生地を選んだり、デザインを考えたり、心ときめく時間を過ごしました。
副業として考え始めたきかっけ
「ハンドメイドを副業に出来るかもしれない」そう思ったのは、家庭の状況も大きく関係していました。
当時、旦那さんは仕事が忙しく、夜勤や急な呼び出しも多く、私が働きに出ると家族の時間がますます減ってしまう。
それはどうしても避けたかったのです。

でも同時に、私は"ママ"という役割だけでなく、1人の女性として、社会人としての時間も持ちたかったのです。
それによって、少しでも収入につながるなら嬉しい。
そんな気持ちで、ハンドメイドを副業として考えはじめました。
販売を意識すると苦しくなる
ところが、副業として「販売しよう」と思った途端、心の中にモヤモヤが増えていきました。
・ほんの小さなズレや色ムラが気になり不安になる。
・撮影や紹介文を整えるのがプレッシャーになる。
・子どもとの時間を削ってまで作業している気になり、罪悪感を抱く。
HSP気質の私は、「やりたい」より「不安」が先に立ってしまった。
その結果、ハンドメイドが「好きだから作る」から「苦しくなること」に変わってしまったのです。
挫折から見えてきた本当の気持ち
「家族との時間を大切にしたい」「ママ以外の自分も大切にしたい」そんな思いから副業をはじめました。
その気持ちは本物だったと思います。

けれど、いざ副業として考えると、どんなふうに続けたいのか、方向性や目的が定まっておらず、そのイメージがぼんやりしていたのです。
「売れたらいいな」「少し収入になればいいな」と販売に挑戦してみたけれど、自分の中で大切にしたいこと(=自分軸)がはっきりしていませんでした。
だからこそ、販売の場に立つたびに不安やプレッシャーが大きくなり、挫折を繰り返してしまったんだと思います。
挑戦したすべてが、いまの私に
「やめる」は「逃げること」だと、ずっと思っていました。
でも、これまでの経験は失敗でも挫折でもなく、自分の本当の気持ちを見つけるための道のりでした。
これからは、
- 家族との時間
- HSPとしての繊細さ
- 私らしい表現
その3つを大切にしながら新しい挑戦をしていこうと思います。
ありがとうございました!
次の記事はこちらから ≫