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「最近なんだか元気がない」
「目の下にクマが出てきた」
HSP気質の子や、学校に行き渋りがある子どもに、よく見られるサイン。
これは体の疲れだけではなく、心が休めていないサインかもしれません。
娘の目の下のクマ
チーターの子とのトラブルがあってから、学校に戻る過程で気になることがありました。
生活リズムは変わらないのに、どこかしんどそう…
娘は、音やトイレの汚れにも敏感に反応するようになったのです。
風邪を引いたり、夜更かしをしたわけでもないのに、目の下にうっすらクマがある。
それは"心の奥"が疲れているような顔。
身体が休めない ― 過覚醒とは?
心が張りつめて、身体が休めなくなる状態を「過覚醒(hyperarousal)」と呼ぶそうです。
脳が"次も危険が来るかもしれない"と判断して、"危険センサー"が休めず、身体がずっと警戒モードになる状態で、
- 眠りが浅くなる
- 血流が悪くなり、クマができやすい
- 身体は元気でも、心のエネルギーが回復しない
HSP・不登校・行き渋りのある子に特に見られ、こうした"見えない疲れ"が、静かに積み重なってしまいます。
「もうがんばってるよ」のサイン
HSPの子は、外の刺激をとても深く受け取ってしまいます。
本人も気づかないまま、体が常に小さな警報を鳴らし続けている状態。
目のクマは、その警報ランプのようなものかもしれません。
そのため、小さな出来事が、毎日少しずつ"心の緊張"として溜まっていくのです。

目のクマは、その 「もうがんばってるよ」 というサインなのだと思います。
「安心して休める」 時間が必要
過覚醒の子には、「たくさん寝かせる」よりも 「安心して休める」 時間が必要。
その時間を一緒に積み重ねていくと、少しずつ身体のクマも心のクマも薄れていく…
それが、HSPの子や不登校の子のいちばん深い回復につながるそうです。

学校を休む日を作ることも、HSCの娘にとって必要な休息なんだと思います。
学校を休んだからといって、後ろめたく思う必要はないのです。
そして、安心は言葉で伝えるより、空気や雰囲気で伝えたい。
何を気にすることもなく、安心して休むことが大切だと思っています。
安心が元気を取り戻す
HSCの娘は、その日あったことを一生懸命に受け止めて帰ってきます。
だからこそ、小さな出来事でも、心がいっぱいになることがある。
時々、「どうしたら元気に戻れるんだろう?」って思うことがあるかもしれない…
でも、大丈夫。
安心すると自然にゆっくり元気を取り戻すようになります。

「今日もがんばったね」と、ぎゅっとしてあげる。
子どもの心はまた歩き出せる力を取り戻していくはずです。
ありがとうございました!
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